ドクター's ボイス

インフルエンザの診断を受けた方に

2016年12月20日

1.まず、家に帰ったらすぐに、学校または職場に電話してください。「病院でインフルエンザの診断を受けたのでとうぶん休む」と申告してください。会社によって、就労に診断書が必要な場合と要らない場合があるので、お勤めの方は診断書の要否を必ず聞いておいてください。

2.当院ですぐに治療を開始します。その夜はたいていの方は高熱がでて、辛い思いをされますが、翌日には別人のように楽になります。

3,今年のインフルエンザの特徴として高熱が出ない方が多く、むしろ頭痛を訴える患者さんが多いようです。熱がないと言っても症状が軽快しても48時間はまだ強い感染力を持っていますので、他人にうつります。外出はしないでください。もちろん、学校、職場にも行けません。

4.指示に従って、治癒した頃に再受診していただきます。それまで、一日2回、朝と夕方に熱を計って記録したものを持参してください。とくに備考欄にコメントを詳細に書いて下さい。記録を見て、登校・出社の可否を判断します。その際に、学生の方には登校許可証を無料で発行します。会社に提出する診断書も発行しますがその場合は3,000円の費用をご負担下さい。

5.平熱になって48時間経過すれば、登校許可証、または診断書を持って、学校・会社に行って頂けますが、ウイルスはさらに24時間、あなたの身体に残っています。ですから、熱が下がったからといって、直ぐに通常の生活に戻るのは危険です。

6.抗インフルエンザ薬のリレンザ・タミフルといった飲み薬の効果がここ数年、少し弱まっているような印象です。従って当院では原則として、インフルエンザの治療の第一選択として「ラピアクタ」という点滴の特効薬を使用しますので、飲み薬はお出ししていません。

 

ただし、親御さん方にこれだけは注意しておきたいことがあります。

学校で流行っているから検査してくれと言って子供さんを連れて来ないで下さい。インフルエンザを発症してないと検査しても意味はありません。潜伏期間でも検査は陰性です。何か異常を訴えてからでないと検査は陽性に出ません。そして発症後12時間を経過しないと、やはり検査は陰性です。でも、最近は発症後3時間でも判定できるキットもあります。うちは今年から全部それに変えましたが、それでも発症後3時間です。

・うつったかも知れないから薬をくれと言って来ないで下さい。今あるインフルエンザの特効薬は全て「ウイルスの増殖を止めるもの」ですので、予防的投与の価値は低いです。発症して初めて、特効薬は真価を発揮します。入試前だから予防的に飲んでおきたいというのは、お気持ちは判りますが、薬理学的にはものすごく無駄なのです。

お姉ちゃんがインフルエンザだったからと言って弟さんを連れて来ないで下さい。検査しても陰性です。でもそれで罹ってないとは言い切れません。そして潜伏期間は感染してから3日から4日です。さらに解熱後(平熱に戻って)48時間は感染性がある、つまり他人にうつします。以上から計算すると、家に一人でもインフルエンザの患者が出れば、家族全員が一週間の警戒が必要となります。

・インフルエンザに罹っていると判って家に帰ってから、その人を隔離しないであげて下さい。無駄です。病院に来る前に家中ですでにウイルスをばら巻いています。病院で感染が確認されてからでは手遅れです。インフルエンザのウイルスはものすごく強い感染力を持っています。例えば満員電車に一人だけインフルエンザの患者さんが乗っていたとします。その患者さんが一発クシャミしただけで、その車両に乗っている人全員の服や髪の毛にウイルスが付着します。ですので、家族に一人でもインフルエンザの人が出れば、ワクチンを注射していても、だれも全く安心できません。

・簡易検査キットは鼻か喉の奥に綿棒を突っ込みます。これ、本当にかなり痛いです。でもこれだけは避けて通れません。大人も子供も乳幼児も、泣いてでも我慢して下さい。「鼻に棒を突っ込まないで検査して下さい」などと、無茶は言わないで下さい。医者だってやりたくてやってる訳ではないのです。ごめんね、と心の中で謝りながら、手は無慈悲に動きます。

・検査キットで陽性でなかったとしても安心はしないで下さい。まだ潜伏期間のうちに検査しただけ、ということも充分にありますし、検査キットの信頼性も85%から90%程度です。やはり患者さんの症状が、診断にいちばん重要となります。
とにかく、頭が痛いと言ったらインフルエンザを疑って下さい。でもそれだけで病院に行っても検査をしては貰えません。前述のように結果の信頼性に期待が持てませんし、鼻が痛いだけです。少なくとも3時間以上は様子を見て、どんどん症状が重く、全身の倦怠感や節々の痛みを訴えはじめるようであれば、まず間違いありません。大急ぎで医療機関へ。それ以上待つのは患者さんが辛いだけですから。

 

 

インフルエンザ情報<2016年>マスコミ発表にご用心!

2016年12月01日

このところのニュースを見ておりますと、「今年はインフルエンザが大流行か?」とか、「既に患者数は昨年の2倍!」などというキャッチでにぎわっておりますが、皆さんどうぞご安心ください。まだ大流行などしておりません

確かに、流行の始まりが早かったのは事実です。ですがそもそも、11月にはインフルエンザの患者さんはほとんど発生しません。昨年の当クリニックの記録を見ますと、11月にインフルエンザの患者さんは3名でした。今年は6人来られました。ねっ、これで「昨年の2倍!」になりますよね。

実は今年、10月31日に今シーズン第一号の患者さんを確定診断しました。10月に第一号というのは、これはうちのクリニックでも初めてのことで、こりゃ、今年は流行は早いな、と思っていました。そして11月の第一週に一日一人のペースで5名を確定診断。まだワクチンを射ち始めたところなのに、こりゃ困った。と思っていましたら、その後ぱったり打ち止めです。

結局、本日11月29日までで、当クリニックに来られたインフルエンザの患者さんはその6人だけでした。もちろん疑わしい方は何人か来られましたが、簡易キットの検査結果は陰性。普通に処方した風邪薬で治りました。

いつも言っておりますが、インフルエンザは子供が運ぶ病気です。学校で貰って家に持ち込む。それが親御さんや兄弟にうつって、またそのうつされたお兄ちゃんが学校で他の子にうつして……。というふうに、学校とその通勤電車が主たる感染源になります。デング熱やジカ熱は蚊が媒介しますが、インフルエンザは子供が媒介する病気と言っても過言ではありません

私がクリニックを開業した20年近く前は、12月の中頃から一気に流行が始まったものですが、年々流行の始まりは遅くなっています。最近は毎年、年が明けて三学期が始まって子供たちが学校に行き始める頃から、本格的に「大流行」がやってきます。ですので、このところ、12月でもあまりインフルエンザの患者さんは見かけなくなりました。

たぶん今年はそれよりは少し早く、12月からポツポツとインフルエンザの患者さんが出始めるでしょう。ですが、例年なら12月でも多くて月に10人から15人程度。今年30人来たらやっぱり「昨年の二倍!」です。

いつもの年ですと、これが1月とか2月になると一気に50人とか100人とかになります。この数字は今年も変わらないと思います。ですので、ちょっと前倒しになってるだけで、マスコミの言ってるのは数字のマジックです。もともと2人とか3人とか、少ない数字が5人とか6人になればそれでもう「二倍!」なのです。100人が200人になるのとは根本的に違います

前々シーズン、つまり平成26年末から27年初頭にかけて、インフルエンザが12月から大流行しました。私、その年の大晦日も元旦も、ずっとクリニックでインフルエンザの患者さんの相手をしてました、そういえば。でもそれはワクチンが「ハズレ」たからなんですね。A香港型のワクチンが実際に流行した型と微妙に違ってました。そんなこと何十年に一回のことです。ですがそのために、大流行シーズンになってしまったのは事実です。

今年はちゃんとワクチンはA型2つとB型2つの合計4種類、ちゃんと当たってますのでご安心ください。ただ、ワクチンを射つ前にかかってしまった方が何人香られるのは事実です。今年の9月に沖縄や北九州で流行したのはA香港型で、10月31日から11月第一週に当クリニックに来られた方も皆さんA型でしたので、おそらく
A香港型だと思われます。ですがまだ3つの型が流行するのは間違いありませんので、今年はもうかかったからといってワクチンを受けないのは大きな間違いです。

AとBにかかる、つまり1年に2回インフルエンザにかかる患者さんは、実際に大勢おられます。理論的に言えば、Aの2つのタイプとBの2つのタイプ、つまりひと冬で4回インフルエンザにかかることはあり得ますし、本当の話、かつて一人だけ、私もそんな不幸な患者さんを診ました。30年近く医者をやってますが、ひと冬で4回インフルエンザになった患者さんを診たのは、その一例だけでした。4回とも私が確定診断し、治療しました。でも2回とか3回とかは結構ざらにあります。珍しくも何ともありません。

以上、長々とご説明しましたが、まとめると、
1.今年は早い時期からインフルエンザが発生している。
2.でも本格的な流行は、やはり例年通りで、年明け以降と予想される。
3.すでにかかった人も、今からでも遅くないので、ワクチンを受けて下さい。
…となります。

最後に、当クリニックのインフルエンザワクチン接種の価格は一回目が3,000円、二回目が2,000円です。原価の変更により、昨シーズンより値上げしております。ところがどういう訳か「インフルエンザワクチン・価格・安い」のキーワードで検索すると、当院のウェブサイトの2011年のページにたどり着いてしまいます。そこにある当時の価格、2,500円という金額を見て来られて、3,000円だというと話が違うと怒って帰られる方がおられます。急遽、2011年のページに注意書きと、現在の価格を掲載しているページにジャンプするリンクを貼りましたが、ご迷惑をおかけした方に、この場を借りて改めてお詫びいたします。

正しい価格(H28年度)のページは、こちらです。訂正しお詫び申し上げます。

平成28年12月01日

11月11日現在のインフルエンザ速報です。

2016年11月11日

9月の初めに、沖縄や北九州で50クラスほど学級閉鎖されました。当院では10月31日、今シーズン第一号の患者さんが来られました。その後もだいたい2日に一人くらいの割りで、インフルエンザA型の患者さんが来られています。

11月に入ってすぐ、神戸市灘区、宝塚などで学級閉鎖が出ました。大阪北部の単科大学でも、かなりの学生がインフルエンザと診断されているとの情報もあります。いま流行しているのは、まずまちがいなくA香港型と考えられます。

少なくとも今年は早い時期から流行することは間違いありません。ただし、その規模がどうなるかは別問題ですし、早く始まったからと言って早く終息することもありません。いま出来ることは一回目のインフルエンザ・ワクチンを速やかに受けて頂くことです

さて、そこでそのワクチンについての情報です。

今年のインフルエンザ・ワクチンには、全てチメロサールが含まれています。…なんて、いきなり言われても何のことか分からないですよね。

通常インフルエンザ・ワクチンには、防腐剤として「チメロサール」というものがごく少量含有されています。水銀に近いものだと思って下さい。インフルエンザの予防接種を受けた後、赤く腫れたり、ひどい人なら水ぶくれになったり、という人も居られます。チメロサール( thimerosal )は、殺菌作用のある有機水銀化合物の一種で、以前はワクチン1ml中に0.1mgのチメロサールが添加されていましたが、最近では減量する傾向にあり、当院で実際に今年使用しているワクチン1ml中には、0.004mgのチメロサールが添加されています。10年くらい前と比べれば25分の1に減っていることは確かです。

もともとインフルエンザ・ワクチンは鶏の卵にウイルスを感染させて作りますので、卵アレルギーの方は原則、接種を控えて頂いておりますが、実際にこれまで、卵アレルギーの方に接種しても、大きな副作用は認めていません。実際のところ、卵アレルギーというよりも、チメロサールに対するアレルギー反応で、翌日以降に数日のあいだ続く注射部位の痛み、直径5センチくらいの赤腫れなどが見られることの方が断然に多いという印象です。

ですので当院は毎年50人分ていど、チメロサールの入っていないワクチンを常備しています。実際これを使えば、いつも接種後は赤く腫れて痛むという人が、今年は全然なんともなかった、ということが非常に多いのです。ところが今年は、そのチメロサールなしのインフルエンザ・ワクチンが残念ながらありません。日本国内で作られていないのです。これには実は、熊本で起こった大震災が関係しているのです。

日本でインフルエンザ・ワクチンを製造している会社は4社しかありません。製造会社から買って販売している会社は沢山ありますが、作っているのは4社だけです。そしてその一つ「化血研」という会社の工場は熊本にありました。平成28年4月に起こった熊本地震で化血研の工場が損壊し、秋から出荷予定のインフルエンザ。ワクチンが製造できなくなりました。4社のうち1社が作れないとなると、単純にワクチンの流通量が例年の75パーセントになります。

それで慌てた残りの3社は、例年は少量ながらも、最初から一本ずつ使い捨てのシリンジに入った剤形の製品や、チメロサールの入ってない製品も作っていたのですが、そういう特殊な製品を作るのを止めて、全て通常の1バイアル(小瓶)1.0 ml 入りの形に統一しました。そのおかげで、実際に例年の90%のワクチンが確保できたのです。

そのかわり、今年はチメロサールの入ってないワクチンはありません。どこを探しても、作ってないのですから、ありません。

だから今年は射たない、という方も居られるでしょう。私はそんな方に無理に接種を強要しません。でも、いつもチメロサール入りのワクチンで腕が腫れる人で、今年インフルエンザ・ワクチンを射つ場合は、注射後しっかり揉むことと、とにかく冷やすことです。大げさに言うと、注射直後から保冷剤を腕に巻き付けておくくらいキンキンに冷やして下さい。それでだいぶマシになります。受験を控えた学生さんには、今後の人生がかかってますから、少々腕が腫れても、ワクチンを射って頂くことをお薦めします。

 

インフルエンザ・ワクチン料金について (2016年)

2016年11月11日

昨年よりインフルエンザ・ワクチンの接種料金を値上げさせて頂いておりますことにつきまして、ご理解をお願いいたします。

新聞などでご存知の方も居られると思いますが、インフルエンザ・ワクチンは2015年末から、効果が高まるとして厚生労働省の決定で、含まれるウイルスのタイプが従来の3種類から4種類に増えました。

この変更により製造コストも上昇し、当院におきましても卸価格が、前年に比べて50パーセントの値上げとなりました。従いまして接種料金もこれにともない「1.5倍」となるところですが、当院では一昨年の価格「1回目:2,500円、2回目:1,500円」を、昨年から「1回目:3,000円、2回目:2,000円」に変更させて頂いております。

原価は1.5倍になりましたが、元来インフルエンザワクチンは任意接種で、自費診療となります。その金額の中には注射手技料、問診料なども含まれており、それらを調整することで、500円増しの20パーセント値上げで、皆様にご提供しております。

大変申し訳ありませんが、以上のような理由で、ワクチン接種料金の値上げに、何卒ご理解とご協力をお願いいたします。

平成28年11月
甲南回生 松本クリニック
院長 松本浩彦

秋バテ2016年

2016年10月18日

 なんかもう、「秋バテ」と言えば松本先生、と言うくらい、多種多様なマスコミから取材を受けるようになってしまいました。5~6年前ですかね、このドクターズボイスのブログで、秋バテという言葉をホントに何気なく使ったのですが、新聞や雑誌のライターの方がネット検索で見つけて下さるらしく、この時期になると必ずと言っていいほど、一件や二件は取材の依頼が舞い込みます。
 
 別に私が考えた言葉ではないのですが、いつの間にか秋バテといえば松本に聴け、みたいなことになって、そうなるとこちらも適当なことは話せませんから、それなりに調べて勉強して、今ではいっぱしの「秋バテ通」になってしまいました。
 それでまぁせっかくですので、ちょうど時期もいいことですし、秋バテの話題を少し
 
 「夏カゼ」「夏バテ」とは世間でよく使われる言葉ですが、実際のところ、私は25年の医者生活で、あまりそんな患者さんはお目にかかった事はありません。実は夏バテとは、夏に環境や食品などで身体を冷やした場合に多く現れ、夏の暑い盛りにを感じること、と思いがちですが、実はそうではないのです。むしろ本当に注意して頂きたいのは今、まさにこの10月上旬から下旬にかけての、今の時期だと言っても過言ではありません。主な症状は、全身倦怠感、食欲不振、消化不良、下痢、頭痛などです
 
 今年の夏はご存知の通り、異常な気候が続きました。でも人間というのはおかしなもので、そういう時は、気も張って、食事、栄養補給、水分補給や睡眠に気を配り、意外に風邪を引いたり、体調を崩したりすることは少ないものなのです。
 
 注意すべきは今、少し気候がましになり、過ごしやすくなって来ると、これまた人間とはおかしなもので、ついつい気が緩みがちになります。そこにもってきて今年の夏の暑さで、体力は確実に消耗しています。
 
 秋は、夏の暑さから解放され、眠りが深くなり、何とも言えない疲労感を感じやすくなります。オフィスでは10月ぐらいまで冷房も入っていますし。秋雨や台風など、気温も一定ではなく、風邪を引き起こしやすくなります。また空気が乾き、爽やかな気候の反面、木々の色が変わり、精神的にもメランコリックな気分に陥りやすくなります。そんな秋、そして、その後にやってくる冬を心身ともに健やかに過ごすためにしておかなければならないのはどんなことでしょう
 
 暑くて気が張っている時にはアドレナリンが多量に分泌されて、意外とカゼなど引きにくいものですが、気が緩むと、代償的に、副交感神経支配となり、これは免疫力や抵抗力を低下させることになります。
 
 はっきりとした症状を伴うわけでもなく、寝込んだりするほどの重大な病状が出ることも少ないため、何となく体調が優れなくても、特別な対策をとることのないまま、自然に体力が回復するのを待つ方がほとんどです。また、「夏バテにならないように」「夏バテを悪化させないために」と、冷たいものばかり食べたり飲んだりしていた人や、一日中冷房の効いた室内にいた人は、体全体の働きが低下しています。そして、夏の暑い時季は何とか乗り切ることが出来ても、少し涼しくなりはじめたいまの時期に、体の疲れが一気に出てしまい、秋バテになってしまうのです。
 
「秋バテの」原因は
1.汗をかくことによる体内の水分やミネラルの不足。
2.胃腸の疲れによる消化機能の低下。
3.屋内と屋外の温度差による自律神経の乱れ。
4.睡眠不足による体力の低下。
 などが挙げられます。さらに、未だに夏布団で寝ている人も居るでしょう。朝起きたら布団をはねとばしている。で、カゼをひく。
 
 そう、用心すべきは、まさに今、この時節なのです。
 ですので私はいつも「初秋バテ」「初秋カゼ」と呼んでいるくらいです。
 ではどのようにこれを予防、解消すれば良いか。一つづつ検証していきましょう
 
☆「食事」
 食事の基本は、1日3食・規則正しく・バランス良く。暑さで消耗した体力を取り戻し、弱った胃腸の働きを整えるためにも、冷たいものはなるべく控え、温かいものを飲食しましょう。胃腸に負担をかけないため、よく噛んでゆっくり食べることも大切です。また、ミネラルやビタミンも、いつもより積極的に摂るようにしましょう。茄子やトマトなどの夏野菜は身体を冷やします。反対に秋の味覚、牡蠣や栗、芋などは身体を温めてくれます食材にも「旬」があるのです。
 
☆「入浴」
 暑い夏は、簡単にシャワーのみで済ませてしまいがちですが、一日の疲れをとり、リラックスして眠りにつきやすくするためには、ぬるめのお湯での半身浴がおすすめです。38度から40度くらいの、ぬるめのお風呂にゆっくり浸かること、それで副交感神経が優位になり、体が睡眠モードに切り替わります。また、冷房などによって冷えてしまった体を温め、体力の回復、胃腸の回復を助けてくれます。
 
☆「運動」
 冷房の効いた室内にばかりいたり、気候が涼しくなってくると、汗をかかなくなり、血行が悪くなってしまいます。すると、体内に疲労物質が溜まり、疲れやすくなります。ウォーキングや軽い運動にちょうど良い気候ですので、適度に汗をかくようにしましょう。そういうと、いきなり「サウナ」など、すぐ安易に想像しがちですが、ゆっくりと身体がなじんでいくように、運動にしても、身体を温めるにしても、徐々に身体を慣らしていって下さい
 
☆「睡眠」
 初秋は、季節の変わり目で自律神経が乱れ、よく眠れない、寝つきが悪いという人も多くみられます。朝一番に太陽の光を浴びると言う点で、朝の散歩は特におすすめです。夜は、ゆっくりお風呂に入って心と体をリラックスさせてあげましょう。また、日中はまだまだ暑くても、夜や明け方は気温が下がりますので、長袖のパジャマや腹巻き、厚めの布団を用意しましょう。あと、腹巻き、格好は悪いですが、特に男性にはおすすめです。
 
 秋は、夏の疲れを回復させ、冬の寒さに備える季節です。夏の生活習慣を見直し、体を秋モードへ移行させる時期です。日々の食生活や生活習慣でちょっと気を付けるだけで、秋バテは予防できます。秋ならではの食べ物を楽しんだり、ゆっくりお風呂でリラックスしたり。忙しい毎日の中でも季節を感じたり自然を楽しんだり、人間らしい暮らしを心がけたり。意外とそんなことで健康を維持できるものです。これから涼しくなって来る「今」がいちばん注意のしどころです。みなさまどうぞご自愛ください。
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