二カ月に一度なんてウソ
2011年07月08日
私は必ず一ヶ月間隔で3回の通院をしてもらっています。レーザー脱毛は、間隔をおいて何度か受けて頂かないと効果がありません。毛は再生する器官ですから、一度の処置で終了する脱毛法はありません。一ヶ月間隔で、3回~5回の照射が必要です。
一回のレーザー照射で大部分の毛は脱毛でき、その後一ヶ月はほとんど生えてきません。しかし、それはまだ毛根が眠っているだけの状態ですので、それで安心していると全て元に戻ってしまいます。
照射して一ヶ月後、まだ毛が生ていない状態でもう一度照射し、さらに一ヶ月後に3度目を照射しないと、必ず再生してきます。一度治療して数ヶ月経って、生えてきたからもう一度…というやり方はムダなのです。普通は一度の照射で、一ヶ月間は毛は生えてきません。しかし、そこで油断して二度目を照射しないと、そのうち必ず元通りになります。一回目の治療がムダになるのです。
毛というのはそのくらい再生力の強いものなのです。ですからもし、二ヶ月間隔で通いなさいと言われたら、もう永久脱毛を期待してはいけません。
ホントにあった怖い話
あんまりエステの悪口を書くといろいろ遺恨が生まれるのですが、こんなヒドいところもあるよ、というお話しを少し。
・格安キャンペーンで一度お試し脱毛に行ったら、個室に案内されて、何十万円もする一年コースや全身脱毛コースを契約するまで帰らせて貰えない。
・全身脱毛コースを契約して100万円近いローンを組んで、二年も通ったけどぜんぜん毛がなくならない。
・アレキサンドライト・レーザーを使っているというので、通ってみたら皮膚にいっぱいヤケドができた。ステロイドを使われるから医者には行くなと言われた。
・全身脱毛で300万円も使ったのに、毛がなくならないからクレームを言いに行ったら、普段の保湿の手入れをしていない貴女が悪いと言われた。
全て実話です。
つい先日など、クーリング・オフの権利を放棄する書類にサインしたら10%値引きすると言われた、という話も聞きました。友人の弁護士に聞いたら、もうほとんど犯罪だ、というような話がいくつもあります。全てのエステがこんなだとは言いませんが、恐ろしい話は他にもたくさんあります。
医療機関でもこんなところが…。
エステばかりではありません。医療機関でも、ヒドいところたくさんはあります。
初回お試し価格とか、キャンペーン価格とか、驚くほど安い値段で1回目を施術します。最初の3回は比較的低料金ですが、4回目以降の施術料金は急に高くなる。私なら、2回目と3回目は絶対に手を抜きますね。適当にレーザーを当てておいて、わざと4回、5回と通わせれば、初回の値引き分は簡単に回収できます。病院で手を抜かれてるなんて、患者さんには絶対にバレませんから、いい加減にやろうと思えばいくらでもできます。
次回は、「将来いつかは永久脱毛を、と考えている人に」「「永久脱毛」という言葉に要注意」をお話しします。
サーマクール-院長のここだけの話
2011年06月28日
サーマクールは現存する美容機器の中で、最もタルミを改善する、場合によっては無くすことのできるほど優れた機械です。一度の施術で、たるみに悩むほとんどの方は大きな満足をしてくださいます。
ところが、それほど優れた機械であるに関わらず、あまり売れていませ んし、施術している医療機関も少ないのが現状です。これはなぜでしょう?
実はサーマクールは一台、一千万円ちかい機械です。しかも、施術にはチップという使い捨ての部品が必要で、これがまた高価なため、本体の原価償却と、チップの代金という二重の原価が必要となり、患者さんの支払う金額も非常に高いものでした。それで思ったほどブレイクしなかったのが現実です。
そこで、サーマクールの代理店は、機械をクリニックにレンタルすることで、料金を安くして集客を図りました。ところが、それでも、サーマクールは売れませんでした。
その一番の理由は「痛い」からです。施術中に患者さんがあまりに痛がり、ベッドから転げ落ちて骨折し、裁判になった事例もあるほどです。顔に塗る麻酔もほとんど効果はありません。
ですので、どこの医療機関も、こんなに優れた威力を持っている機械であるのに、照射パワーを下げざるを得ず、3割程度しかその能力を発揮できませんでした。でも、そうすれば何度も通ってもらう事になりますので、美容外科はかえって儲かるからそれでイイ、というのが今の美容業界の風潮です。
理由は簡単。「痛くない」方法を考えついたからです
そういう背景にも関わらず、このたび、松本クリニックは、サーマクールを導入することにしました。理由は簡単。「痛くない」方法を考えついたからです。
松本クリニックではこれまで、静脈麻酔薬による全身麻酔で、胃カメラ、腋臭の手術、部分痩せ手術などを行ってきました。院長の私自身は、日本麻酔科学会の定める麻酔標榜医の資格は持っていませんが、もともと救命救急医でしたので、標榜医の資格を充分越える全身麻酔症例数を経験しています(もちろん、一度も事故は起こしていません)。
最近は胃カメラでも全身麻酔で検査を受け、そのまますぐに目覚めて家に帰るという医療機関が増えています。松本クリニックでは15年前からそれを行ってきていますので、この静脈麻酔法を利用しない手はありません。痛くないから、出力を最適値に上げることができ、一度の施術で終わりです。
そういうわけで当院では、同業者仲間を募ってサーマクールを購入し、それを貸し借りすることで、低価格でしかも「痛くない」方法で、松本クリニックでサーマクールを受けて頂くことができるようになりました。費用は麻酔代も消費税もすべて含めて「15万円」としました。他院と比べて安いのは当然のことながら、判って頂きたいのはその効果の違いです。はっきり言って、私の儲けはありません。使い捨てのチップ代が高いので、これで原価ギリギリです。
しかし、これまで何度も来院いただいた患者さんに、もっと大きな満足を得ていただくために、あえて導入に踏み切りました。
上にも述べたように、お顔全体に200発は高周波を照射する必要があります。それも高出力であればあるほど効果は出ます。その意味で、静脈麻酔を併用した当院のサーマクールは一回の施術で、充分な満足を得て頂けると思います。
機械の準備のため完全予約制となりますが、ご興味のある方はどうぞお気軽に院長までお問い合わせください。
脱毛サロンの裏事情
2011年06月29日
全く資格のない素人の貴女でも、開業資金があり、テナントを借りて脱毛器を手に入れれば、明日から「脱毛専門サロン」を開業できます。 エステ業界には色々な美容関連の機械を売る業者が多数存在しますから、業者の言うがままに脱毛治療器を購入すれば、すぐに脱毛サロンを開店できます。
実際にはお金の問題、テナントの問題など、色々な条件をクリアしないと実現しませんが、脱毛専門を看板に上げてエステティックサロンを開業するのに、資格は必要ありません。資格の必要ない機械を業者はたくさん扱っていますから、アルバイトの女の子を雇って使い方を教えれば、その子がお客さんに脱毛を施術しても、法的に全く問題ありません。実際にはそんなところがほとんどなのです。もちろん脱毛効果にしたってその程度のものです。あとでご紹介しますが、エステでひどい目にあってうちに駆け込んでくる女性の多いこと…。
二年間保証の本当の意味
「二年間保証」という広告を見て、「まぁ、良心的なお店」とお感じになる方が多いと思いますが、ちょっと待った!
二年間保証ということは二年後、毛が生え続けてくるということでしょう。そうは受け取れませんか?
つまり脱毛できませんと白状しているのと同じです。前述した医療用レーザーなら、通常は一ヶ月間隔で3回、つまり2カ月で脱毛は完了するのです。もともと剛毛の人、普段のお手入れでムダ毛を抜いている人や、カタキのように毎日カミソリで剃っている人でも、6回 も通えばツルツル肌になります。二年間も通う必要なんて全くありません。
さて、一ヶ月間隔で、と前述しましたが、ここも重要なポイントです。
永久脱毛のウソ・ホント
2011年06月15日
永久脱毛という言葉からは、毛が全く生えない状態がずっと続くことという印象を受けますが、学会の定義では「最終脱毛から1ヶ月後の毛の再生率が20%以下」の状態を永久脱毛と規定しています。レーザによる脱毛も永久脱毛なのです。
レーザー脱毛は、間隔をおいて何度か受けて頂かないと効果がありません。毛は再生する器官です。一度の処置で終了する脱毛法はありません。一ヶ月間隔で、合計して3回~5回の照射が必要です。一回のレーザー照射で大部分の毛は脱毛でき、その後一ヶ月はほとんど生えてきません。しかし、それはまだ毛根が眠っているだけの状態ですので、それで安心していると全て元に戻ってしまいます。照射して一ヶ月後、まだ毛が生ていない状態でもう一度照射し、さらに一ヶ月後に3度目を照射するのが一番効果的です。一度治療して数ヶ月経って、生えてきたからもう一度……というやり方は無駄です。一ヶ月間隔で照射することが最も効率的なのです。ただし普段のお手入れで毛を抜いている方は、もう
少し時間がかかります。
エステの脱毛と医療レーザー脱毛
ムダ毛の処理、いわゆる「美容脱毛」に関しては、皆さん特に関心がおありと思います。そして皆さんがまず最初に考えるのは「エステの脱毛が良いのか、病院で脱毛したほうが良いのか」という問題でしょう。
たいていの方は、確実なのは病院だけど、エステの方が安いという認識だと思います。
極論を書きます。エステでは脱毛はできません。
エステの脱毛はただの「お手入れ」であって、脱毛ではありません。確かに、エステでおこなっている「針脱毛」には効果と永久性が認められますが、時間と痛みと費用から考えて、レーザー脱毛が普及した今ではもはや時代遅れと言っていいと思います。
さて現在、医療機器として認められている脱毛レーザーは、
1.ロングパルス・アレキサンドライト・レーザー
2.ダイオード・レーザー
3.ロングパルスYAGレーザー
の3機種です。
それぞれの機種の特徴についての説明はまたの機会に譲って、現在日本の医療機関ではおよそ7割がロングパルス・アレキサンドライト・レーザーを使用しています。キャンデラ社の「Gentle Lase」と
いう商品名で、ほとんどの病院ではこの機種が使われていると考えて構いません。
一方、光脱毛や、何とかウェーブとか、エステの広告を見ていますと「当店独自」をうたい文句に様々な脱毛法が宣伝されています。はっきり言って私もよく知らない機械がたくさん紹介されていますが、どれをとっても脱毛とは名ばかりの、ただの「除毛」機械です。安いからといって何回通ったところで、ムダ毛のないツルツル肌にはなりません。
脱毛しようと思うのなら、そのあたりを良く考えて頂きたいのです。
夏バテならぬ「秋バテにご注意」2
2010年10月16日
お約束通り、今回は「秋バテ」の予防法を。
「食事」
食事の基本は、1日3食・規則正しく・バランス良く。暑さで消耗した体力を取り戻し、弱った胃腸の働きを整えるためにも、冷たいものはなるべく控え、温かいものを飲食しましょう。胃腸に負担をかけないため、よく噛んでゆっくり食べることも大切です。また、ミネラルやビタミンも、いつもより積極的に摂るようにしましょう。
「入浴」
暑い夏は、簡単にシャワーのみで済ませてしまいがちですが、一日の疲れをとり、リラックスして眠りにつきやすくするためには、ぬるめのお湯での半身浴がおすすめです。ぬるめのお風呂にゆっくり浸かることで、副交感神経が優位になり、体が睡眠モードに切り替わります。また、冷房などによって冷えてしまった体を温め、体力の回復、胃腸の回復を助けてくれます。
「運動」
冷房の効いた室内にばかりいたり、気候が涼しくなってくると、汗をかかなくなり、血行が悪くなってしまいます。すると、体内に疲労物質が溜まり、疲れやすくなります。ウォーキングや軽い運動にちょうど良い気候ですので、適度に汗をかくようにしましょう。
「睡眠」
初秋は、季節の変わり目で自律神経が乱れ、よく眠れない、寝つきが悪いという人も多くみられます。朝一番に太陽の光を浴びると言う点で、朝の散歩は特におすすめです。夜は、ゆっくりお風呂に入って心と体をリラックスさせてあげましょう。また、日中はまだまだ暑くても、夜や明け方は気温が下がりますので、長袖のパジャマや腹巻き、厚めの布団を用意しましょう。
秋は、夏の疲れを回復させ、冬の寒さに備える季節です。夏の生活習慣を見直し、体を秋モードへ移行させましょう。毎日の食生活や生活習慣をほんの少し気をつけるだけで、秋バテは予防、緩和できます。秋ならではの食べ物を楽しんだり、ゆっくりお風呂でリラックスしたり。忙しい毎日の中でも季節を感じたり自然を楽しんだり、人間らしい暮らしを心がけたり。意外とそんなことで、健康を維持できるものなのです。まぁ、当たり前のことばかりなんですが、健康はちょっとした事の積み重ねなんです。



















