医療法人社団 甲南回生

胃袋ダイエットとは?

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胃袋ダイエットとは?

なぜ太るのか? 答えは簡単。必要以上に食べ過ぎるから太るのです。そう、太る原因は単なる食べすぎです。朝、昼、晩、1日3食以外におやつや夜食を食べていませんか? 暑いから、寒いからといって甘い炭酸飲料やミルクや砂糖たっぷりの飲み物を何杯も飲んでいませんか? 自分では食べていないつもりでも、痩せないということは、必ず必要以上に食べているのです。

激しい運動をし、無理な食事制限をして一時的に痩せたとしましょう。しかし、運動をやめ食べる量を元にもどせば、あっという間にリバウンドしたという経験はありませんか? それは、太っている原因をきちんと見つめ直さないまま、ただ「痩せる」という結果だけを急ぎ闇雲にダイエットを行ったせいです。その点、6ヵ月をかけ食習慣から改善する胃袋ダイエットでは、リバウンドをすることがありません。飲食への意識改革を行い、次に食習慣を改善、すると自動的に体質が改善され、二度と太ることのない減量に成功するのです(図1参照)。要するに、食べたいものを我慢するのではなく、適量しか欲しくなくなるように6ヵ月間をかけ胃袋をトレーニングしていきます。

リバウンドなく減量できる4つのステージ

第1ステージ『意識改革』

まずは、自分がどれだけ食べ過ぎていたのかを認識!

第2ステージ『食習慣改善』

食事の量を3割カットし、正しい食習慣を身につける!

第3ステージ『体質改善』

肥大した胃袋を正常の大きさに戻し、太りにくい、リバウンドしない体に変える!

第4ステージ『減量』

減量に成功!一生太らず理想の体重をキープ!

今まで何度となく甘い言葉にのせられて、色々なダイエットで失敗し、リバウンドしてきた7割以上の人が胃袋ダイエットに成功し、何を食べてもリバウンドしない人生を歩んでおられます。

明日からと言わず次の食事からはじめて欲しい胃袋ダイエットとはどういったダイエットなのか、詳しく見ていきましょう。

痩せない原因は肥大した胃袋にあり

大きくなった胃袋を“減食トレーニング”によって小さくすれば、ダイエットは自然に成功し、その後のリバウンドもなくスマートな体型を維持できる。重要なのは食事の“質”ではなく、“量”。カロリーはいっさい気にする必要なし」。これが胃袋ダイエットの理論です。胃袋ダイエットの考案者、消化器外科で経験を積んだ松本浩彦先生は、食事の度に満腹にまで飽食していると、胃袋はしだいに伸びて大きくなり、その容量を増やしていくことを目の当たりにしていました。そのだらしなく弛緩した胃袋には、いくらでも食べものが入り、なかなか「お腹いっぱい」にはなりません。このため、自分ではたいして食べ過ぎていないように思っても、少しずつ太っていく、痩せようと思っても痩せにくい、ということが起こってくるのです。

とても簡単!胃袋ダイエットのポイント

 

胃袋ダイエットのポイントはまず

何を食べてもよいので、必ず普段の量から3割 (減らしたい体重の割合によって変動)残して捨てること。

炭水化物、油物、おやつなど、食べ物の制限は一切ありません。焼肉も天ぷらもケーキもすべてOK。ただし、必ず3割残して捨てる。この約束は、6ヵ月の間一度たりとも破ってはいけません。この約束をしっかり守れば、必ず減量に成功します。

そして、補助的に行って欲しいのが、毎日30分の軽い運動(ウォーキング)をすること。
「自分は今胃袋ダイエットを頑張っているんだ!」という意識付けのためにも、できれば行ってください。ですが、ダイエットの効果は、食事制限9割、運動1割です。ウォーキングがストレスになるのであれば、しなくてもOK! その分しっかり、食事制限を行ってください。

 

大切なのは、カロリーよりも、食べる量

ダイエットというと、ほとんどの人は「甘いものは太る」「脂肪は大敵」と食べものの“質”を気にします。カロリーの高い食品を避け、カロリーの低い食品でお腹をいっぱいにしようとするのです。しかし、これはなかなか成功しませんし、リバウンドしやすい。なぜなら、実際は「何を食べているか」よりも「どれだけ食べているか」、つまり食事の“質”より“量”のほうが、肥満を引き起こす重大な問題であるからです。伸びきった胃袋にはいくらでも食べものが入ります=食べたいという欲求が高まるということです。ダイエットの「勝ち組」の人たちは、好きなものを我慢することなく食べ、全体の量を減らしているというスタイルが圧倒的に多いのです。太るからといって、肉を食べない、油脂を摂らない、甘いものを我慢するというのは一種の偏食です。その点、何を食べてもよい胃袋ダイエットは、栄養のバランスがくずれず、健康的にダイエットができますし、胃袋が小さくなるため、食べたいという欲求も抑制され、リバウンドもありません。

食べ残して捨てる理由 (一時的な食べ残しは、自分と社会のハッピーに繋がる)

胃袋ダイエットのただ一つのネックは「たった1回でもふだんどおりに食べ過ぎてしまったら、フリダシに戻ってしまう」ということです。挫折してしまったら、2度目はもっと難しくなります。飲食量を3割へらすとしたら、おそらくご飯もお肉も3割減で食器に盛るという人が大半でしょう。最初から3割減でつくるという人もいるかもしれません。しかし、それが続かない元なんです。6ヵ月の間に少しずつ増えてしまう。あるいは、外食した際、すべて平らげてしまう。人間の食習慣というものは、そんなに甘いものではありません。減食トレーニングをしているんだという“意識”づけに、残して捨てることが必要なんです。理屈で考えても、習慣や食欲には勝てません。3割残した食べ物を見ながら、「自分はこうして減食トレーニングを実行しているんだ」と脳に焼き付けることが、成功の鍵となるのです。

また、「食べ物を捨てるなんてもったいない」と大半の方々が拒否反応を起こされます。しかし、体に必要のない物を買って、食べて、脂肪に変えることはもったいなくないのでしょうか? 6ヵ月の胃袋ダイエットを経た方の体からは、無駄な脂肪が消え、体は健康になり、食事量も適正になり、出費も減るのです。一時的な食べ残しが、その後の人生をずっともったいなくない人生に変えます。無駄な食料を消費することもなく、ゴミの量も減り、医療費も削減され、ゆくゆくはECOや社会貢献にも繋がるんです。いかがですか? まだ一時的な食べ残しがもったいないと思われますか?

中年太りだと諦めてはいけません!

「ダイエット」という言葉が付くと、どうしても、女性が美容のために痩せたいものだと、そういう印象を受けます。しかし近年「メタボリック・シンドローム」「特定健診」「メタボ健診」など、肥満に関連したさまざまな言葉が世にあふれ、企業や行政もふくめた肥満対策が叫ばれています。「胃袋ダイエット」は、男性にこそ、実践していただきたい、生活習慣の改善トレーニング法です。

男性が中年期を越えて太ってくると、貫録がついたとか、恰幅が良くなったとかいう表現を使いますが、なんのことはない、それはただの中年太りです。中年になればお腹が出てきて当たり前だと思っている人が大多数の中で、メタボ健診や生活指導などと叫んでも、なんの効果もありません。

肥満の原因は食習慣の間違いにあるのだと、はっきり認識し、間違いを直す正しいトレーニングをすれば、中年太りなどありえないのです。
「胃袋ダイエット」は、少食になるためのトレーニングであり、少食の習慣さえ身に付けば、健康を維持するのは簡単なことなのです。

胃袋ダイエットの補助手段

松本クリニックの肥満外来では、一人ひとりにきめ細やかなカウンセリングを行い、オーダーメイドの治療を行う中で、補助手段的にサプリメントや漢方薬を用いることもあります。詳しくは、松本クリニックまでお問い合わせください。

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