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妊娠線のお話

妊娠線のお話

2017/06/16

妊娠線の治療って、できないと思ってる方、多くないですか?
 そう、確かに今まではそうでした。でも、できるんです。妊娠線がみるみる薄くなって、減っていきます。
 もともとは肉割れ、つまり表皮が裂けた状態ですから、完全に治すことは不可能ですが、実はある機械を上手く使えば、妊娠線はほとんど目立たないくらい綺麗にすることができます。
 その機械とは、実は「カーボメッド」なんです。髪の毛より細い極細の針で皮下脂肪の中に二酸化炭素、つまり炭酸ガスを注入して、皮下脂肪を一粒ずつ小さくさせようという目的で開発された機械です。
 まぁいわゆる「部分痩せ」の機械ですね。でも、効果は抜群です。とくに顔の頬やまぶたの脂肪、それとお腹の皮下脂肪。週に一度、10回も受けて頂ければ効果は目に見えて出てきます。
 でもここだけの話、太股や二の腕にはイマイチなんですね。それで当院では、お腹と顔の脂肪の部分痩せを目的として、かれこれ15年、たくさんの患者さんを治療してきました。ところがその中にお二人、子供の頃に事故で怪我をして顔面に皮膚移植をした人がいたのです。言っては悪いですが、十回以上の手術を重ねて、顔は継ぎはぎだらけ。そしてもうお一人は、まぶたの皮膚が萎縮して片目を閉じる事ができないんです。
 ところがカーボメッドで炭酸ガスを顔に入れることで、なんと、どんどん傷跡が目立たなくなってきたのです。これまであらゆる病院の、良いと評判の治療は全て受けたけど、カーボメッドが最高だと言って下さいました。そしてもう一人のお嬢さんは片目がきちんと閉じるようになったのです。
 これにはちょっとしたコツがありまして、部分痩せよりもずっと浅いところに針を刺す、つまり皮膚の治療を目的としている訳ですから、皮膚の中に浅~く針を刺さねばならない。これって結構難しい技術なんですけど、やればすぐに習得できます。それで妊娠線のひどい人を治療してきたのですが、もう百人は優に越えていると思います。そしてその誰もが、大変満足して下さいまして、また妊娠したりなんかして…という方もおられました。
 …と、ここまでは以前のブログに書いた事ですが、平成28年にもっと新しい治療器を導入しました。それが「イノジェクター」という機械です。太腿や二の腕の肉割れには抜群の効果があって、私自身も驚いています。
 簡単に言うと「針のない注射器」だと考えてください。そして注入するのは「水」だけです。うちでは生理食塩水と、ほんのちょっと麻酔薬を混ぜていますので、射つほどに痛みも楽になっていきます。
 高圧力で針の穴より小さな穴を開けて水を勢いよく注入します。すると瘢痕化や線維化した皮下組織を生理食塩水が破壊します。皮膚には小さな穴が開くだけですので、3時間もすれば穴はふさがります。しかし破壊された皮下組織は治るのに一ヶ月はかかります。そして一ヶ月後にまたイノジェクターを施術する。壊して、それが自然に治ったらまた壊して、それを何度か繰り返していれば、皮膚の内部で起こっている瘢痕化や線維化によってできた「ひきつれ」が治るという仕組みです。
 元々はニキビ痕の小さな孔だらけの頬の治療に、と思って導入したのですが、水ぼうそうの痕やヒザ裏の肉割れなどに使うともう1~2回の治療でほとんど目立たなくなります。
 それで気を良くして妊娠線にも使ってみると、実はこれが結構たいへんで、なにせ妊娠線は全部つなぎ合わせると、ひどい場合は何メートルにもなるじゃないですか。それを全部イノジェクターで注水していくとなると、ものすごい時間がかかります。でもカーボメッドみたいに、毎週連続で十回とか、そんな必要がないので、一回あたりの治療は大変でも、多くて5回も施術すれば劇的に変化します。こっちは大変でも、患者さんにとっては通院の手間がなくなるので、ものすごく喜ばれているんですね。
 イノジェクターについてはこれからも、いろいろな効果をこのブログでご紹介していくつもりですので、今日はこの辺で。
 妊娠線だけでなく、あらゆるタイプの肉割れや、ケロイド、手術跡といった、皮膚のトラブルに対してイノジェクターは有効ですので、カーボメッドと併用して、もっと治療成績を上げていけると思っています。

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