帯状疱疹について
2017/11/01
インフルエンザワクチンの勉強会と同時に帯状疱疹の
予防接種についても学びました。
帯状疱疹とは・・・
水痘(水ぼうそう)にかかると、症状が治った後も、
ウイルスは、神経に潜んで眠っています。
その眠っているウイルスが、疲労などの要因で
目を覚まし、再活性して発疹や痛みなどの症状が出るものです。
帯状疱疹は、水痘罹患者1000人あたり5.3人の割合で
発症するそうです。
帯状疱疹にかかると、発疹が消失した後も痛みだけが残る、
帯状疱疹後神経痛に2割の方が悩まされます。
神経痛なので、ぴりぴりと辛い痛みです。
また、帯状疱疹が眼の周囲にできると、失明することもあります。
かかると辛い帯状疱疹。
予防したいですよね。
2016年に水痘ワクチンを帯状疱疹予防のため接種することが
承認され、予防接種が可能になりました。
効果は、5年ほど持続するそうです。
5年後は、再接種が可能です。
当院でも、接種を受け付けておりますが、ワクチンは取り寄せになりますので、
ご予約ください。
お電話でも承ります。
また、ぴりぴりした痛みや、体の片側にでる発疹は、帯状疱疹の可能性が
ありますので、早めの受診をおすすめします。
早期に抗ウイルス薬にて治療することで、神経痛が残りにくくなるようです。
ご不明な点は、お気軽にお問い合わせください。
甲南回生 松本クリニック
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