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風疹ワクチンについて

風疹ワクチンについて

2013/05/23

今、日本中で風疹が大流行しています。とくに34歳以上(平成25年現在)の男性は、学童期に風疹ワクチンを受けておらず、患者さんのうち最も多くが、上記の男性です。これは厚生労働省が毎年のように変える予防接種行政の犠牲者と言えます。

マスコミでも風疹が大流行しているという報道が連日のようになされ、不安を感じて風疹の予防ワクチンを希望する方は全国でも後を断たず、現在、国内で風疹ワクチンは全く流通していません。誰かが買い占めていると言う訳ではなく、もともとこんなに風疹ワクチンの需要が有るとはメーカーも予想しておらず、生産が追付いていないというのが実情です。従いまして当院でも風疹ワクチンの接種をご希望の方がたくさん来られますが、残念ながら、風疹単独ワクチンの入荷のメドは全く立っていません。

風疹は別名「三日ハシカ」と呼ばれるほど症状の軽い感染症ですので、かかったとしても、重症化することも長期化することもありません。ただ、妊娠初期の女性が発症すると胎児に悪影響を及ぼす、ということで危険視され、注目されているのです。それで以前は、中学3年生の女子だけに風疹ワクチンを学校で強制的に接種した時期がありました。34歳以上の男性はその時期にあたるのです。

さて、風疹ワクチンをお受けになりたい方が大勢居るにも関わらず、ワクチンそのものが無いという現状、当院では、まず抗体検査をお奨めしています。金額は6,600円です。それで抗体があれば、ワクチン接種の必要はありません。

では、抗体がない場合、早急に妊娠を希望しておられる女性、もしくはその配偶者はどうするか?実は風疹ワクチンはありませんが「風疹・麻疹(はしか)混合ワクチン」はたくさん余っているのです。ですので、そういう方には「風疹・麻疹混合ワクチン」を接種していただくようにしています。

風疹単独ワクチンに比べて、風疹・麻疹混合ワクチンを接種することのメリット・デメリットをご説明します。

☆メリット…麻疹(はしか)は一度かかると、生涯二度とかかることはありません。しかし、幼児期の頃に麻疹ワクチンを接種した場合、早くて十年、遅くとも三十年で抗体価がどんどん落ちていきます。先日も私が校医をしている大学の一回生(18歳)の検査をしたところ、驚くことに五人に一人が、すでに麻疹抗体価が正常範囲を下回っていました。つまり免疫が無くなっていたのです。ですので麻疹にかかった人以外は、年齢とともにさらに麻疹に対する免疫力が落ちていきます。その意味で今、風疹・麻疹混合ワクチンを受けておいたほうが、麻疹に対しても、強い抵抗力を再獲得できるので安心です。麻疹のほうが風疹よりずっと恐ろしい疾患です。

☆デメリット…値段が高い。風疹ワクチンは5,840円、風疹・麻疹混合ワクチンは9,000円です。

いつ入荷するか、卸業者も、ワクチン製造メーカーも分からず、なおかつ風疹が大流行しているという現在、最も確実な予防方法は「風疹・麻疹混合ワクチン」の接種です。とくに34歳以上の男性は、ぜひお受け頂きたいと思います。風疹単独ワクチンも、風疹・麻疹混合ワクチンも、接種してから抗体ができるまでに最低2週間は必要です。いつになるか分からない風疹単独ワクチンの入荷を待つより、値段にして3,160円高いですが、風疹・麻疹混合ワクチンを早急に受けて頂くメリットのほうが大きいと、当院では判断しています。

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