医療法人社団 甲南回生
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目の下のクマ ~3~

目の下のクマ ~3~

2017/12/25

今日は、3種類のクマのうち残る1つ、黒クマについてです。
 
黒クマはもともとの骨格や目元の脂肪、加齢などによるたるみによって出没するものですので、
ちょっと先の二つとは意味合いが違うかもしれません。

黒クマは別名「影クマ」ともよばれ、その名のとおり、正体はズバリ「影」です。
加齢などによってまぶたの皮膚がたるんだり、眼球の下の脂肪が突出することで、
目の下に影ができ、それがクマのように見えます。

青や茶と違い、メークでカバーすることが困難なので厄介ですね。
 
 
長時間OA機器を使用したり、長い時間テレビや
細かいものを見続けたりして目が疲れてくると、
目の下がぷくっとふくらんだり、目がくぼんだりして、
目の下が薄黒く見えることがありますよね。

これは、目の下のふくらみなどの影がクマのように見える為です。

同じような理由で、目のまわりに小ジワが多いと、目の下から
目尻にかけて、くまができているように見えることもあります。
目元のハリ不足、弾力不足が原因ですね。

また、もとからあった目の下のクマが、皺やたるみによってますます濃く見え、
目立ってしまうこともあります。

 
睡眠をしっかりとっているのに、目のくまがなかなか消えなくて、
黒ずんだシミのように見えたり、疲労感が強い、
全体的に顔色が悪い、やせてきた、というような症状がある場合、
なんらかの病気の前兆かもしれません。
 

とくに、糖尿病、慢性の肝臓病・腎臓病、甲状腺機能亢進症、
バセドウ病などの初期には、疲労や体重減少などのほかには、
目立った自覚症状がない慢性疾患でクマができることがあります。
なかなか消えないクマは軽くみないで、医師に相談してみましょう
 

目のクマは遺伝すると言われることがありますが、
これは目元の皮膚の薄さなどが遺伝することで、
クマができやすくなるのではないかと考えられています。

では次回、いよいよクマの対処法についてお話します。

 
 
 
 

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