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世間でいわれている「良くない食べ合わせ」3

世間でいわれている「良くない食べ合わせ」3

2016/01/19

では今度は逆に、「良い食べ合わせ」をご紹介しましょう。実はこれも、あまりにも日常に溶け込み過ぎていて、その意味を知って驚くこともあれば、知らなかったけど、これはこれから使えそうだな、というものまで様々です。

■老化防止と疲労回復に「とんかつとキャベツ」
とんかつ定食といえば山盛りの千切りキャベツが定番です。油っぽいとんかつを食べた後、口をさっぱりとリフレッシュしてくれるキャベツですが、この食べ合わせは老化防止や疲労回復に効きます。キャベツは食物繊維を多く含むため、とんかつの油分の吸収を抑制し、その毒を取り除いてくれます。また、キャベツには消化、吸収を助けてくれる働きがあり、キャベツ特有の成分ビタミンU(キャべジン)にも胃酸過多によるむかつきを抑え胃腸を保護して消化・吸収を助ける作用があります。さらにキャベツは、食物繊維とインドトール化合物が、抗酸化作用と免疫力強化作用をもち、発ガンを抑制する効果の高い野菜の1つとされています。
■胃もたれを治し食欲増進「カレーとらっきょう」
カレーにらっきょうという、よく見られる食べあわせは、箸休めになる以外にも栄養的にもきちんとした意味があります。脂っこいカレーでもたれがちな胃を保護し、食欲を増進したりしてくれるのが、らっきょうの『硫化アリル』です。硫化アリルにはビタミンB1の吸収を高める働きもあり、ビタミンB1が豊富な豚肉のポークカレーだと、夏バテや疲労回復にも効果のある、さらに良い食べ合わせになります。もともとインドではカレーの付け合せにピクルスが使われますが、日本では手に入りやすい甘酢らっきょうになったようです。

■手軽な栄養バランス食「納豆にネギ」
納豆に刻んだネギを入れて食べる、納豆と刻んだネギを一緒に卵焼きにするなどの食べあわせは栄養学的には最高です。納豆菌は腸内細菌を整えるためにはヨーグルトのビフィズス菌以上に有効という説が有力になってきていますし、また納豆にはビタミンB群が豊富で、とくにビタミンB2は大豆の時の約4倍、ビタミンB6は約10倍。さらにネギに含まれるアリシンがビタミンB1の吸収率を高めてくれます。納豆の粘り成分であるナットウキナーゼには血栓を溶かす働きがあり、ネギには血栓予防の効果があるので、血液サラサラにダブルの効果が期待できます。ただし納豆にはビタミンCが含まれていませんが、ネギにビタミンCが含まれていますので、納豆とネギの組み合わせは優れた栄養バランス食になります。

■疲労回復の相乗効果「ニラとレバー」 
スタミナ定食の定番レバニラ炒めですが、ニラの役割は臭みの軽減だけではありません。レバーにはビタミンB群が豊富に含まれていますが、ニラの匂い成分である硫化アリル(アリシン)がビタミンB1の吸収を高めてくれます。ビタミンB1は余分に摂ると排出されてしまいますが、アリシンはビタミンB1と結合し、体内に長くとどまり疲労回復に作用してくれます。レバーとニラを一緒に食べれば、疲労回復に相乗効果があるのです。

■悪酔いも二日酔いにもいい「キムチにはビール」
辛いキムチはお酒のおつまみによく合いますし、寒い冬にはキムチ鍋をつつきながら一杯も良いですね。キムチに含まれるナイアシンは、アルコールや二日酔いの原因であるアセトアルデヒドを分解してくれます。肝臓の機能を高めて解毒作用を強化してくれるタウリンも含まれており、キムチとお酒は、二日酔い予防の良い組み合わせです。キムチには脂肪の代謝を良くするナイアシン(ビタミンB2)や脂肪燃焼作用のカプサイシン(辛味成分)も含まれます。

■酒好きの人に朗報。タンニンがアルコールを分解「酒には柿」
甘柿にも含まれている柿の渋み成分「タンニン」はアルコールを分解してくれる酵素です。二日酔いの原因となるアセトアルデヒドは柿の果糖が分解します。また、利尿作用のあるカリウムも豊富なため、二日酔いには柿が有効です。飲酒前に食べておくと悪酔いを防ぐ効果もあります。また柿にはビタミンCも豊富に含まれ、肝臓の働きを助けてくれるので、お酒を飲む人にはすすんで食べてほしい果物です。ただし柿は消化が悪く、胃腸を冷やす作用もあり、さらにタンニンには鉄の吸収を阻害する作用があるので、貧血の薬とは併用できません。

■カルシウムの吸収率アップ「豆腐にかつお節」
豆腐にかつお節の組み合わせは、旨味をプラスする以外にも嬉しい効果があります。良質のタンパク質やカルシウムが豊富に含まれている豆腐ですが、必須アミノ酸のメチオニンとリジンが不足しています。不足しているメチオニンとリジンをかつお節が補うことで、豆腐は卵に負けない完璧なたんぱく質補給となります。かつお節にはビタミンDも多く含まれており、豆腐だけ食べるときよりもかつお節をかけるとカルシウムが20倍も吸収されやすくなります。かつお節は単なる添え物ではないのです。

■発がん物質の除去作用「サンマに大根おろし」
生活習慣病の予防効果が高く栄養豊富なサンマ。昔おコゲを食べると発がん性があると言われましたが、実際には通常私たちが食べる量でがんは誘発されません。しかしわずかであってもおコゲに含まれる発がん物質を大根おろしのビタミンCや酵素群がこれを除去してくれます。サンマとお漬け物がニトロソアミンという発がん性物質を作ると前述しましたが、大根おろしはニトロソアミンの除去作用もあります。余談ですが大根は皮の近くにビタミンCが多く含まれているので、皮つきのままおろして下さい。

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まだまだありますよ。えっ、そんな料理あるの?

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